2023/04/26

REMEDY

夏間近!紫外線が肌に与える影響とは

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紫外線は晴れた日だけでなく、雨や曇りの日も絶えず降り注いでいます。私たちの身体は常にその影響にさらされているということ。
対策はもちろんですが、まずは敵(紫外線)について知ることからスタートしましょう!


紫外線とは
紫外線は、太陽から降り注ぐ光、つまり太陽光線の一部を指します。
太陽光線は大きく紫外線、可視光線、赤外線の3つに分けられます。視光線は人間の目でとらえることができる光で、それ以外の光は通常見ることができません。
ちなみに、紫外線は「UV」と表現されますが、これは英語で「Ultra Violet」の頭文字から取られているんです。可視光線の紫色の外側という意味。


紫外線が肌に与える影響とは
紫外線が肌に悪い影響をあたえる!ということは知られていますが、「UVA」=紫外線A波、「UVB」=紫外線B波によって、それぞれ肌や身体に与える影響が少しずつ異なります。

UVA
「UVA」は、大気による九州をあまり受けずに地表に到達します。波長が長いので、肌の深くまで届き、どうなるかと言うと…
・肌が黒くなる(日焼け)
・シワ・タルミなどの促進
日ざしを浴びた後に、肌をすぐ黒くする紫外線。肌の奥深くまで届き、真皮のコラーゲンを破壊し、シワやタルミなどの原因となります。
UVB
「UVB」は、成層圏、オゾン層により大部分が吸収され、残りが地表に到達します。波長が短いため、肌の浅いところに作用するので…
・肌の炎症(赤みやほてりなど)
・シミ・ソバカスの生成
日ざしを浴びた数時間後に、肌に赤く炎症を起こす紫外線。メラニンを増加させて日やけによるシミ・ソバカスの原因となります。


紫外線が多い季節や時間帯とは
気象庁のデータによると、紫外線量は4月頃から急激に増え始め、7~8月には最も多くなるとされています。そして1日の中では10~14時頃に7割が放射されます。つまり、紫外線量のピークは夏の日中ということ。地域的には北方から南方に向かって紫外線が強くなっていきます。

ゴールデンウィークも間近!海やピクニック、キャンプなどを計画中の方も多いはず。次回は紫外線対策について解説します。