2022/12/28

LIFESTYLE

年末年始に靴を磨いて、運気をUP!

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年末年始のお掃除ついでに、いつもお世話になっている靴をピカピカに磨きませんか?

昔から、足元(靴)は、「その人自身をあらわす」ともいわれています。つまり、「靴磨き=自分磨き」。
風水の観点でも、汚れている靴や光沢を失っている靴は、「運気が逃げる」「金運が下がる」なんて言い伝えもあるほど。
いずれにせよ、足元がいつもきれいで整えている人は、素敵に見えますよね。
お部屋のお掃除や整理整頓とともに、靴もピカピカに磨いて、2023年をいいスタートで迎えましょう!
今回は靴の磨き方の基本について、解説します。


革靴のお手入れの方法
1. 汚れを落とす
豚や馬の毛を使ったブラシでホコリや泥を落とす。こびりついた汚れは、濡れた布でこすり落とし、乾かす。それでも落ちにくい場合は、クリーナーを使用する。
2. クリームを塗る
全体にクリームをムラなく塗り、シューツリーを装着し、履きジワを伸ばす。乳化性のクリームを布を使って全体に塗っていく。小さな円を描くようにして、ムラを薄く塗り伸ばすのがポイント。
3. ブラッシング
カラ拭きする前にブラシをかける。余分なクリームを落とし、塗ったクリームを伸ばして光沢を出す。
4. カラ拭きをする
きれいな布で手早く全体をカラ拭きする。手早く布を動かすことで、熱を与えてクリームを溶かし、光沢感がアップ。


布製スニーカーの汚れの落とし方
1.汚れを落とす
表面の汚れは手ではたいて取り、繊維の奥に入り込んだ汚れは歯ブラシでこすって落とす。ヒモとインソールは外して、お湯につけながらやさしくもみ洗いを。
2.お湯に浸す
バケツなどにぬるま湯を張り、スニーカーと靴紐、中敷きを入れてしばらく(15~30分程度)放置する。水分を含ませることで汚れが浮くため、汚れを落としやすくなります。
3.ブラシで汚れを取り除く
中性洗剤を薄く溶かし、または専用の洗剤を使い、洗濯ブラシでスニーカーをこすり洗いする。強くこすり過ぎると生地が傷む可能性があるため、優しく洗いましょう。靴紐と中敷きは揉み洗いする。
5. お湯で洗剤を落とす
ぬるま湯でしっかりと洗剤を落とす。すすぎ残しがあると変色やシミの原因になってしまうので、泡が出なくなるまでしっかりと洗う。すすぎ終わったら、乾いたタオルでスニーカーを拭いて水気を落とす。
6. 洗濯機で脱水する
洗濯ネットにスニーカーを入れて、洗濯機で脱水する。スニーカーが傷つかないように、必ずネットに入れましょう。(装飾などがついているものは壊れてしまう可能性があるので洗濯機には入れないようにしましょう)
7. 日陰干しする
脱水し終わったら、日陰で干しておく。天日干しをすると色落ちしてしまうリスクもあるので注意を。早く乾かしたい時は、新聞紙など吸水してくれる紙を靴の中に入れると、水分を吸収してくれる。


パンプスの素材別メンテナンス方法
エナメル素材のパンプス
1.エナメル専用クリームか、もしくは、柔らかい布に中性洗剤を薄めたものを付け、表面の汚れを拭き取る。
2.表面を乾燥させてから、乾いた柔らかい布で拭き、パンプスの内部を別の柔らかい布で拭く。
3.パンプスの内部に、型崩れ防止のためシューキーパーや、乾燥剤などを入れておく。
スエード素材のパンプス
1. 起毛しているため、まずスエード専用のスポンジやブラシで、毛の流れに逆らってやさしくブラッシングする。
2. 次に、毛の流れに沿って、ブラッシングする。
3. 柔らかい布で靴の内部を拭く。
4. 最後に防水スプレーをかけたり、パンプスの内部に、型崩れ防止のためシューキーパーや乾燥剤などを入れておくと、きれいをキープできます。

週末など時間がある時にゆっくりとお手入れするだけでなく、日頃からメンテナンスをしておくことが、長く愛用するための秘訣。靴をピカピカに磨いて、2023年は新たな一歩を踏み出せますように。



<参考文献>
マイレピ
KASHIMAYA
マルイ「パンプスのお手入れ方法」

Text by Sonomi Takeo