自分を守ってくれる石やクリスタル。その効果を最大限に発揮するには、しっかりと浄化することが大切！その浄化方法はさまざま。ここでは改めて解説します。


なぜ石を浄化する必要があるの？
石はエネルギーを発するだけでなく、ネガティブなエネルギーを吸収する性質もあります。石が持っている効果を維持したり、最大限の力を発揮させるには、定期的なメンテナンスが必要となります。浄化することで、石に溜まってしまった悪いエネルギーを抜いて、本来持っている正しい状態へとリセットできます。


石を浄化する頻度は？
まずは購入した時。採掘された場所から持ち主の手元に届くまで、あらゆる人の手を経由しています。そのため、最初に石をしっかり浄化して新しい気持ちで持つことで、「自分の石」となります。
実際に使い始めたら、通常は週に１回程度は必要といわれています。


主な浄化方法
【流水による浄化】
水を使って浄化する方法は、マイナスのエネルギーを洗い流してキレイにしてくれます。人に汚染されていない川や湧水などの天然水が一番ですが、水道水でもOKです。
石を器に入れ蛇口の下にセットして、10分ほど水をかけ流します。浄化が終わったあとは、やわらかい布などで丁寧に水分をふきとりましょう。
【太陽光による浄化】
太陽の光を直接あてて浄化する方法。太陽光が持つ強力なパワーでチャージすることで、石のエネルギーが高まります。
方法としては、日の出から午前中の太陽の光を石に当てるだけ。太陽光が強い時は10分ほど、弱い時は1〜3時間ほど。明るい窓際においておくだけでも◎です。
【月光による浄化】
月の光があたる場所において、1〜2時間ほどおいておくだけ。パワフルな力を持つ満月の日がベストですが、新月から満月に向かう満ちていく月の光も、浄化に良いとされています。月光での浄化は、すべての石に対応できる万能な浄化方法です。
【塩による浄化】
小皿にお塩（天然のもの）を盛り、その上に石を置くか、もしくは埋めて10〜20分程度おきます。その後、流水（水道水でOK）に10〜20分程度さらしましょう。注意点としては、塩により劣化してしまうなど合わない石があるということ。自分の石が塩を用いても大丈夫かどうか、確認しましょう。
塩の浄化はマイナスのエネルギーを抜くだけなので、そのあと太陽光などでチャージ浄化するのが理想的。
【セージによる浄化】
セージを焚いた煙に石を数回くぐらせる浄化方法。セージの先端に火をつけ、セージの葉を振って火を消し、煙だけが出る状態にして石を10〜20秒くぐらせます。セージの葉から火が完全に消え、煙が出なくなったことを確認して、室内に残る煙を開放するために換気をして終了。セージは空間浄化の力に優れているので、部屋の浄化にも使えます。
【水晶クラスターによる浄化】
水晶クラスターの上に浄化したいアイテムを置いておくだけ。寝る前などにクラスターの上に置いておけば、ネガティブなエネルギーの浄化とエネルギーチャージになります。
【音による浄化】
クリスタルチューナーなどの音を石に聞かせる浄化方法。クリスタルチューナーとは、毎秒4096ヘルツという高周波を発するように調律されている音叉のこと。クリスタルチューナーから響き出す美しい音色で、ネガティブなエネルギーが解放されます。クリスタルチューナーは空間の浄化とともに、自分自身のヒーリングにも効果を発揮。瞑想などの前に、クリスタルチューナーで空間を清めるのもおすすめ。


流水や塩に弱い石は注意を
流水や塩を使うとツヤがなくなり、風合いが損なわれる可能性がある石もあります。そういった石は、セージやクリスタルチューナー、月光浴、水晶クラスターなどによる浄化がおすすめ。

＜水や塩が合わない石＞
アズライト、アズライトマラカイト、アポフィライト、アラゴナイト、アンバー（琥珀）、インカローズ、エンジェライト、プレシャスオパール、カイヤナイト、カルサイト（各種）、ギベオン、クラッククォーツ、クリソコラ、コーラル（珊瑚）、淡水パール、ターコイズ、セレスタイト、セレナイト、パイライト、パール（本真珠）、マザーオブ・パール、マラカイト、ラピスラズリなど
＜塩が合わず、水はさっと流す程度にしたほうがいい石＞
サンストーン、ソーダライト、タイガーアイ、タンジェリンクォーツ、チャロアイト、翡翠（ひすい）、ピンクオパール、ブルーオパール、フローライト、ヘマタイト、ホークスアイ（ブルータイガーアイ）、ラリマー、レッドタイガーアイ、レピドライトなど

大切な石やクリスタルを自分自身のようにしっかりメンテナンスしてあげて、新しい年に向けて、プラスのパワーを味方につけましょう！



＜参考文献＞
天然石・パワーストーン意味辞典
アーキテクトラーニング
All About「パワーストーンの浄化方法」