「スカルプケア」とよく聞くけれど、具体的に何をして、どんな効果があるのか？ヘアケアと何が違うの？など、素朴な疑問にお答えします！


スカルプケアとは
「スカルプ」とは、英語で「頭皮」を指す言葉。スカルプケアとはその名の通り、「頭皮ケア」のことです。その目的は、頭皮の毛穴における汚れや皮脂を丁寧に取り除いて頭皮のコンディションを安定させること。
具体的には頭皮の血流を増加させたり、頭皮の皮脂づまりを取り除くことで、においやふけ、かゆみ、抜け毛といった症状を発生しにくくしたりします。


スカルプケアとヘアケアの違いは？
ヘアケアは、乾燥やパサつき、抜け毛、薄毛、白髪、ボリューム不足といった髪の悩みを解決するために、髪そのものにアプローチするのが「ヘアケア」。
「スカルプケア」は、毛髪が成長する大事な土壌となる頭皮に、血液や養分を行き渡たらせ、健康的な頭皮をつくって、美しい髪の土台をつくる、が目的です。


スカルプシャンプーとは？
頭皮の健康を考えてつくられたシャンプーのこと。
頭皮に必要な皮脂を残しながら、こびりついた汚れを取り除き、うるおいを与えて頭皮を乾燥から守ります。使い続けるうちに頭皮が健康になることで、髪が健康に育ち、髪の傷みが改善したり、かゆみや湿疹といった頭皮トラブルの改善効果も期待できます。

このほか、頭皮のマッサージをしたり、ヘッドスパをすることもスカルプケアにつながります。また、高温でのドライヤーを避けて髪の毛を乾かすことで乾燥を防いだりなど、日常のケアを続けることで、結果として抜け毛が減ったり、ハリで出てきたりと理想としている髪の状態へと導きます。
新たな習慣として、取り入れてみましょう。




＜参考文献＞
WELEDA
大正製薬