2023/06/17

FOOD

お粥は最強のエナジティックフード!味も見た目も美味しいお粥レシピを公開

日本の伝統的な料理でもある、お粥。実は体にもよく、エネルギーチャージとして最強の料理なんです。今回は飽きずに食べられる、絶品のお粥レシピをお届けします。


<お粥はなぜいいの?>
お粥は消化によいというよりは、時間をかけてゆっくりと消化吸収する特性があります。
エネルギーを持続させる力があるため、1 日元気に活動するサポートをしてくれる最強のエナジティックフードなんです。玄米や豆などの種や、季節の新鮮な野菜の栄養を吸収しやすい状態で体にとり入れることで、本来持っているエネルギーを余すことなく受けとれ満足感を得られるので、食後に余分なものを食べたくなりません。「おなかがいっぱいのはずなのに、食後に甘いものを欲してしまう」という人にもおすすめです。
また、お粥といえば白いごはんにお塩や梅干し、ごま油と鶏ガラスープでつくる中華粥などを思い浮かべるかもしれませんが、野菜やスパイスで煮込むことで、あらゆる味わいを楽しめるます。実は組み合わせは自由自在!アレンジが効く優秀な料理なんです。

緑の野菜を使ったデトックス粥
GREEN DETOX PORRIDGE
null

きのこ類とアスパラやケールなど緑の野菜を使ったお粥。水溶性と脂溶性、2種類の食物繊維が老廃物排出のサポートをし、水分や老廃物の排出を促し、栄養吸収できる準備を整えてくれるレシピです。疲労回復、抗酸化作用、血流改善にも役立ちます。


調理時間 15分
炊き時間 20〜30分

●材料(2〜3人分)
玄米 1/2カップ
水 2.5カップ
えのき 50g
アスパラ 100g
ケール 50g
ココナッツオイル 小さじ1/2
塩 小さじ1/2
ナッツ お好みで(デコレーション用)

●作り方
1. 玄米を洗い一晩浸水させる。
2. 玄米を中火にかける。
3.えのき、アスパラは1cm幅に切る。アスパラの穂先は2cm程にカットし分けておく。
4.ケールは芯を取り除き、葉は5cm、芯は1cmに切る。
5.玄米の鍋が沸騰したらえのき、ケールの芯を入れ、蓋を少し開けながら中弱火で5分から10分炊く。
6.アスパラの穂先以外も加え、更に10分程炊く。水分が減ってくると焦げやすいので、時々鍋底からかき混ぜる。
7.ケールの葉とアスパラの穂先をフライパンで軽くグリルする。
8.お粥がお好みの硬さになったら、グリルしたケールの葉、塩を加える。
9.器に盛り、グリルしたアスパラの穂先を飾り、お好みで刻んだナッツをかけて完成。

※海塩、岩塩など種類によって塩味の強さが変わるので、塩はお好みで調整してください。


スパイシーなカレーのお粥
SPICY CURRY PORRIDGE
null

スパイスは免疫の働きをサポートし、体の抵抗力を高めます。その人本来の体のポテンシャルを生かせるようにしてくれるような、パワフルに過ごしたい1日にぴったりのお粥です。


調理時間 15分
炊き時間 20〜30分

●材料(2〜3人分)
玄米 1/2カップ
水 3カップ
じゃがいも 中1個(150g)
玉ねぎ 小1/2(50g)
ズッキーニ 50g
インゲン 50g
生姜 10g
ココナッツオイル 小さじ1
塩 小さじ2/3
クミンシード 小さじ1/2
カレーパウダー 小さじ1
ターメリック 小さじ1/4
ナッツ、スパイス お好みで(デコレーション用)

●作り方
1.玄米を洗い、一晩浸水させる。
2.玄米を中火にかける。沸騰したら中弱火にする。
3.生姜はみじん切り、玉ねぎ、じゃがいも、ズッキーニ、インゲンを1cm幅に切る。
4.中弱火のフライパンにココナッツオイル、クミンシード、生姜を入れて、香りがたったら玉ねぎを入れ炒め合わせる。
5.玉ねぎがしんなりしたらじゃがいもを加える。
6.インゲン、ズッキーニを加える。
7.全体に油がなじんでしんなりしたら、炒めた野菜を玄米の鍋に加える。
8.蓋を少し開けて中弱火で、20〜30分程炊く、水分が減ってくると焦げやすいので、時々鍋底からかき混ぜる。
9.お粥がお好みの硬さになったらカレーパウダー、ターメリックを加え、塩で味をととのえる。
10.器に盛り付けお好みで刻んだナッツや砕いたスパイスをかけたら完成。

※海塩、岩塩など種類によって塩味の強さが変わるので、塩はお好みで調整してください。


太陽の恵みがいっぱい!トマトとにんじんのお粥
SUNSHINE PORRIDGE
null

太陽の恵みを浴びて育つトマトと人参は加熱調理で栄養価を発揮する野菜で、どちらもβカロテンが含まれ、油と一緒に体に入ることでよく働きアンチエイジングにも効果があります。さっと火を通しソテーやグリルした野菜とミックスして食べるのもおすすめです。


調理時間 15分
炊き時間 20〜25分

●材料(2〜3人分)
玄米 1/2カップ
水 2.5カップ
トマト 中2個(200g)
人参 小1本(80g)
えのき 50g
塩 小さじ1/2
ナッツ、ココナッツファイン お好みで(デコレーション用)

●作り方
1.玄米を洗い一晩浸水させる。
2.玄米を中火にかける。
3.トマト、えのきを1cm幅に切る。
4.玄米の鍋が沸騰したらトマト、えのきを加え、蓋を少し開けながら中弱火で15〜20分煮込む。
5.にんじんをすりおろし、鍋に加える。
6.さらに5分程炊く。水分が減ってくると焦げやすいので、時々鍋底からかき混ぜる。
7.お粥がお好みの硬さになったら塩で味をととのえる。
8.器に盛り付けお好みで刻んだナッツやココナッツファインをかけて完成。

※海塩、岩塩など種類によって塩味の強さが変わるので、塩はお好みで調整してください。


<お粥と混ぜてアレンジできるペーストもご紹介!>

いろんなお粥と合わせやすい野菜のペースト
MUSHROOM AND POTATO PASTE
3つのお粥すべてと相性が良いきのことじゃがいものペースト。質の良い糖質を含むじゃがいもが効率よくエネルギー変換され、神経や脳にも良い影響を与えます。腸内環境を整えるきのことの組み合わせは脳の働きをサポートするブレインフードに。組み合わせる物で美味しく栄養を補えるのもお粥の魅力!


準備時間 15分
調理時間 20分

●材料(3人分)
えのき 100g
しめじ 100g
エリンギ 50g
(キノコは椎茸以外なんでも大丈夫です)
じゃがいも 中3個(230g)
生姜 10g
マスタードシード 小さじ1
ココナッツオイル 小さじ1
塩 小さじ1
水 1カップ

●作り方
1.じゃがいもを箸がすっと通るまで蒸す。
2.生姜をみじん切りにする。
3.きのこを1cm幅に切る。
4.フライパンに油をひきマスタードシード、生姜を入れ、香りが出たら中弱火できのこを炒める。
5.約5分火にかけ、しんなりしたら水、塩を入れ、水分が半量になるくらいまで煮詰める。
6.炒めたきのこをミルサーやフードプロセッサーでペーストにする。
7.蒸し上がったじゃがいもを一口大にカットし、ペーストにしたきのこと混ぜる。

※海塩、岩塩など種類によって塩味の強さが変わるので、塩はお好みで調整してください。
※ターメリックやクミンシード、カレーパウダーを加えてカレーにしても美味しいです。


レシピを考えてくれたのは…
荒井千紘(アライチヒロ)さん
null
ehawee life / BALANCINGLABO LLC 主催
淡路島を拠点に調和のとれた世界を目指すため、自分を知るためのお手伝いや、その人の現状に合った食事を選ぶ為の概念を伝える事、本質的にエネルギー価値の高いプラントベース&グルテンフリーのレシピ開発やプロデュースをしています。エナジティックフードのレシピはこちらのインスタグラムアカウントからご覧いただけます。

@adaptmeals

ehawee life
https://ehaweejewely.buyshop.jp 

BALANCINGLABO 
https://www.balancinglabo.com

Text by Sonomi Takeo