2023/03/09

REMEDY

ライフスタイル改善で花粉症を緩和!今すぐできる7つの対策

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花粉症が多く飛ぶ季節、これ以上悪化させないためにも今からできる対策をしていきましょう。今回は生活改善で症状を緩和する、7つの対策方法をご紹介!


花粉症を和らげる、7つの対策とは?
対策1:洗濯物を外干ししない
春先、天気がいい日は洗濯物を外干ししたくなりますが、花粉症対策としてはNG行動。外干しするとどんどん洗濯物に花粉がついてしまい、症状が出やすくなってしまいます。
「花粉症が出る時期は外干ししていないから大丈夫」という人も要注意。症状が出る前から花粉は飛び始めています。今から花粉のシーズンが終わる頃まで、外干しは避けたいところです。浴室乾燥機や部屋干しで乗り切りましょう。

対策2:掃除機をかけるのは水拭きやから拭き後に
スギやヒノキの花粉の大きさは30〜40μm(マイクロメートル)。とても小さく風に舞いやすいので、掃除機の排気から漏れてしまったり、風で床の花粉が舞い上がったりしてしまいます。よかれと思って掃除機をかけることが、余計に花粉を部屋に広げてしまいかねません。
また、掃除機のゴミを捨てる際も注意が必要。せっかく吸い取った花粉を部屋の中で撒き散らしてしまうこともあるため、玄関先や外で行うのがおすすめ。
掃除機をかける前にモップやシートなどで水拭きやから拭きをして花粉を取り除きましょう。

対策3:帰宅後は玄関で花粉をはらい、手洗いうがいを
外出から帰ってきたら、まず玄関先で花粉をはらい落としましょう。さらに上着などにブラシをかけて、コート類は脱いでから部屋に入るとベター。でれきればすぐに部屋着に着替えて、うがい手洗いも徹底しましょう。

対策4:玄関に空気清浄機を置く
玄関はリビングや寝室に比べると人の動きが多く、花粉が舞い上がりやすい場所。玄関先に空気清浄機を置いて花粉をキャッチすることで、リビングや寝室に花粉が飛び散る量を軽減してくれます。

対策5:レースのカーテンをつける
そろそろ暖かくなり、窓を開けて風を感じたい季節。しかし窓を開けっ放しにしていると、風とともに花粉が入ってきてしまいます! レースのカーテンをつけた上で窓を開けましょう。換気目的であれば、窓は10cm程度開けるだけでも充分。全開するよりも、花粉を防げます。

対策6:規則正しい生活習慣をおくる
長い目で見たときに、生活習慣を見直して、体質を改善していくことも大切。しっかりと睡眠をとり、適度な運動をして、過剰な飲酒などを控えるなど、普段の生活を見直してみましょう。免疫力が低下すると花粉症の症状も悪化する場合があるので、健康を維持する生活を心がけましょう。また、タバコの煙は鼻の粘膜を刺激するため鼻の症状を悪化させます。花粉のシーズンはタバコも控えるほうが◎。体を冷やさない、ストレスを溜めないことも大切です。

対策7:外出時はマスクやメガネを
すでに心がけている人は多いと思いますが、やはり花粉を体に入れないことは大事なポイント。花粉症用のマスクを着用すると体内に入る花粉は約1/6に、花粉症用のメガネを着用すると約1/4に抑えられるともいわれています。改善の対策をしつつ、花粉を体に入れない日常的な対策も忘れずに。


花粉症は、日本人の約25%が発症しているといわれています。なるべく快適に過ごすためにも、できることから対策し、つらい症状を緩和させましょう!



<参考文献>
東北暮らしタス「花粉症対策ならコレ!お家の中で出来る方法」
meiji「花粉症がつらい…悪化させないためにできる対策とは?」

Text by Sonomi Takeo