2023/04/27

LIFESTYLE

遊びもいいけど… GWこそデジタルデトックス、してみませんか?

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もうすぐGW!レジャーで楽しむのもいいけれど、この機会にスマホなどのデジタル機器から離れて、デジタルデトックスしてみては?


なぜデジタルデトックスが必要?
現代人にとって欠かせないデジタルツール。ただ、「スマホ依存」による心身の不調が深刻な問題にもなっています。厚生労働省が2013年に行った調査では、およそ420万人以上の人が「スマホ依存症」の可能性があると推測されています。
「お風呂やトイレにもスマホを持ち込む」「会話をしながらスマホをいじってしまう」「夜寝る前にスマホをいじっている」「朝起きたらまずスマホをチェックする」という人は要注意!
なんとなく不調を感じる人は、スマホ依存である可能性があるかもしれません。
そこで今年のGWは、スマホから離れる時間をとってはいかがでしょうか?

スマホ依存の症状としては、
・ストレートネック
・眼精疲労
・集中力の低下
・うつ病
など。
ブルーライトを浴びすぎると自律神経が乱れ緊張状態が続くため、心も体も休まりません。
反対にデジタルデトックスをすることのメリットとしては、以下のようなことがあります。

・心身の健康がアップする
ネガティブなニュースのせいで気分が憂鬱になったり、SNS通知によるストレスが軽減されます。また、肩こりや眼精疲労といった身体的な不調も和らぐはず。
・集中力がアップ
SNSやインターネットにはたくさんの情報で溢れています。大量な情報が無意識のうちに脳に蓄積されて、必要な情報を記憶するための容量がなくなってしまいます。
必要な情報に集中することができなくなってしまいます。
また、インターネットで調べれば答えが出てきてしまう今の時代、自分の頭で考える能力が低下しているともいわれています。スマホと一時的に離れるだけでも、物事を深く考えられるようになります。
・自由な時間が増える
ついついSNSを開いたり、スマホをいじっていると、気づかぬうちにデジタル機器に一日の大半の時間を奪われていることも。デジタルデトックスを行うことで、浮いた時間を趣味やリラックスする時間に充てられます。
・睡眠の質がよくなる
寝る直前までスマホのブルーライトを浴びていると、睡眠を促すホルモンの分泌が抑制されて睡眠の質が低下してしまいます。寝る前の1時間だけでもデジタルデトックスするだけでも、正常にホルモンが分泌されて良質な眠りが得られます。


デジタルデトックスのやり方
デジタルデトックスといってもいきなり手放すのは難しい!という人も多いと思うので、徐々にデジタル機器に触れない時間を増やしていくのがおすすめです。
まずは自分がどれだけデジタル機器を使っているか可視化させ、どれくらいまで抑えるかを決めてみるといいかもしれません。


<GW中におすすめ!デジタルデトックスな過ごし方>
デジタルデトックスのプランがあるホテルを使う
最近ではデジタルデトックスをテーマにしたサービスを打ち出している宿泊施設も多い。チェックインのときにスマホやパソコンをフロントで預けて過ごすというプランが多く、強制的にシャットダウンできる。宿泊先の自然や料理などを存分に味わい、五感を研ぎ澄ませることできる。
スクリーンタイム、集中モードやアプリを使う
デジタルデトックス機能を使って、休止時間をつくるのも手。あらかじめOFFする曜日や時間を決めて設定することで、無理なくデジタルデトックス時間をつくることができる。
スマホを家に置いて散歩する
天気がよい日は、スマホを手放して散歩に行くのも効果的。散歩しながら写真などを撮りたくなってしまうかもしれなせんが、思い切って家に置いて外に出れば、いつもと違う景色が見えてくるかもしれません。


そのほかスマホを目覚まし時計代わりにしている人は目覚まし時計を買う、バイブレーションをオフにするなど自分ができる小さなことから始めてみてもいいかもしれません。
普段は仕事でのコミュニケーションツールとして活用しているデジタル機器。
GWという連休を使って、デジタルデトックスに挑戦してみては?

Text by Sonomi Takeo