2021/03/04

ORGANIC DICTIONARY

ミツバチが作り出す、自然の恵み。注目のスーパーフード「ビーポーレン」とは?

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マヌカハニーやローヤルゼリー、プロポリスなどのハチから生まれたスーパーフードが流行しているなか、新たに注目を集めているのがビーポーレン。ビーポーレンとは、どんな効能・効果があるのでしょうか?

ビーポーレンとは、「ビー(Bee:ハチ)」と「ポーレン(Pollen:花粉)」を掛け合わせた言葉が由来。
ミツバチが花から集めてきた花粉を、体内から分泌した酵素(蜂蜜)を使って粒状に固めたものを指します。
100種類以上の栄養素を持つと言われ、現在ビーポーレンに関するさまざまな研究が行われ、健康面のメリットが徐々にわかってきているそう。
美容や健康のための栄養成分が豊富に含まれていると言われているため、自然食品として注目を集めています。

ビーポーレンには、体内では生成できない必須アミノ酸やビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれています。特に現代人の食生活で不足しがちなビタミンB群が多く含まれ、タンパク質、脂質、 糖質をエネルギーへと変換する力を持ち、身体をサポートしてくれます。
また、女性が不足しがちな鉄分や葉酸も豊富に含有。さらに最近では、花粉症などのアレルギー症状を和らげる効果もあるという研究結果も出ているとか。これからの季節にもぴったりですね。

ビーポーレンはちょっぴり独特な味わい。ヨーグルトやスムージーなどにトッピングすると食べやすいので、朝食やスイーツをいただく時に、取り入れてみてください。



参考文献
ビーポーレンに関する「Molecules」論文

Text by Sonomi Takeo