2020/10/07

ORGANIC DICTIONARY

グリーンウォッシュって何?うわべにだまされたり、惑わされない方法とは

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サステナブルという言葉が広がった今、問題となっているのが“グリーンウォッシュ”。簡単にいうと「うわべだけのSDGs」という意味。今回はその詳しい解説と、見分け方をお伝えします。


見せかけのエコ=グリーンウォッシュ
SDGs(※)が掲げられた2015年以降、世界中の企業やメディアで環境問題や貧困、紛争、社会的格差などの様々な問題に取り組み始めています。
最近では女性誌などで特集されることも多く、年齢や性別問わず関心が高まってきていますよね。
ショッピング中、パッケージに「環境にやさしい」「地球に貢献している」という文言を見つけたら、その商品を手にとるようにしている人も増えているはず。そこで気をつけたいのが、“グリーンウォッシュ”です。

グリーンウォッシュとは、環境に配慮した、またはエコなイメージを思わせる「グリーン」と、ごまかしや上辺だけという意味の「ホワイトウォッシュ」を組み合わせた造語。
一見、環境に配慮しているように見せかけて実際はそうではなく、環境意識の高い消費者に誤解を与えるようなことを指します。
企業がブランドイメージを向上させたいという理由でありもしない“強み”をアピールした結果、NGOなどからグリーンウォッシュだと批判されることも。
たくさんの人が求めるものは、企業にとっては「お金が稼げる」と考えるところも、残念ながら多く存在するということです。
いかにも環境にやさしそうなデザインだったり、そんな謳い文句が書いてあったとしても、すぐに購入せず一度冷静になって、「本当にサステナブルな商品なのか」をチェックすることが大切です。

※ SDGsとは、2015年 9月に国連サミットで採択された “Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標” のこと。


どうやって見分ければいいの?

グリーンウォッシュにも様々な種類がありますが、見分け方の例としてはコチラ!

【グリーンウォッシュを見分ける10の定義】
1 あいまいな言葉を使っている(例:エコフレンドリー)
2 開発、販売した企業が裏では悪いことをしている(例:電気効率の良い電球を作っているが、工場からは汚染物質が川に垂れ流しされている。)
3 何かを連想させる写真を使っている(例:煙突から花が咲いている合成写真を使い、環境に優しいイメージを訴求)
4 不適切な主張(例:環境に悪い企業活動をしているのに、小規模な環境活動を大々的に主張)
5 同業者の中では一番だ、という主張(例:同業者や同じモデルとの比較で、他は全く環境に優しくない中、少しでも優しいことを大きく訴求)
6 信頼できない(例:タバコはそもそも危険なもので、エコだからといって安全にはならないのに「エコフレンドリーなタバコ」と訴え、安心感を打ち出す)
7 専門用語の羅列(例:広告等に科学者、専門家にしか分からない情報を並べる)
8 第三者機関を作りだす(例:第三者機関の認証に見せながら、実は自社で作り出した認証ラベルを使っている)
9 証拠がない
10 にせ、でっちあげの内容
Sustinable Japanより引用

このようなグリーンウォッシュを避けるためには、なぜその商品が環境にやさしいのか、その詳しい記述がない場合は避けたり、原材料リストなどにしっかり目を通したり、信頼できる認証マークを探したりと、自分自身で見極められる知識を身につけることも必要です。
「なんとなく良さそう」という理由で買うのではなく、一度立ち止まって、グリーンウォシングではないものかどうかを考えてから選ぶことが大切。

本当に純粋に良い商品を作っているブランドやメーカーを見つけて、賢くサステナブルな買い物をすることを心がけましょう!

(参考文献)
Sastainable Japan 
BSR
CORPWATCH
ゼネラルプレス
Sastainable Brands

Text by Sonomi Takeo

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