2020/05/26

WELLNESS

これからは働き方もサステナブルに。私が海外でリモートワークを4年以上続けられている理由

From Yogajournal Online(Photo by Wyron A on Unsplash)

最近、よく耳にすることも多くなったリモートワーク。日本でも、働き方改革によりたくさんの企業でこのリモートワークを導入する企業が増えてきていることに加え、会社には属さず縛られない働き方としてリモートワークを選んでいる人が増えています。シンガポールで暮らす筆者自身も、フリーランスとしてリモートワークを続けて4年目になります。

リモートワークという働き方

リモートワークとは、英語のRemote (遠隔) work (仕事をする)を合わせた言葉。その意味は、英語の意味の通り。会社には行かずに、自宅やカフェ、コワーキングスペースなど好きな場所で働くという働き方。働き方改革の推進により、この制度を導入する企業も日本でも徐々に増えています。

リモートワーカーで会社に属している人は、正社員雇用の人もいれば、契約社員雇用、アルバイト雇用などそれは契約内容によって様々だと思います。

その他にも、主婦の方や会社勤務の方がスキマ時間に始めることの多い在宅ワークや、海外にたくさんいるノマドワーカーなども、場所を選ばずに仕事をするという上では、リモートワークと同じスタイルの働き方になります。

リモートワークに適した代表的な職種

リモートワークの最大の特徴は、会社には行かずに仕事をするということ。出産をしてしばらく経ち、仕事を少しでもしたいなと思っていた私ですが、もしもの時に頼れる祖父母や親戚が周りにいない海外で子育てする中で、フルタイムでもパートタイムでもワーキングマザーとして働くのには限界があると感じ、フリーランスでリモートワーク(在宅ワーク)をすることにしました。

そんなリモートワークに適した職種についてご紹介します。

ライター
はい。私です。ライターの仕事というのは、条件にもよりますが、PCが一つあればどこでもいつでも仕事をすることができます。私がライターを始めた当初、特別何かの経験があったわけでもなければ勉強をしたわけでもありません。ただ文章を書くことが好きだったというだけ。ただし、記事の内容や報酬については経験値やスキルによって異なるのは事実としてあります。

Webデザイナーやディレクター
Webデザイナーやディレクターもまた、クライアントとのミーティングなどを除いては働く場所への依存度が少ない職種。むしろ、ミーティングさえも最近はチャットツールなどのデジタルを駆使して行うこともしばしば。納品物が電子的なものなので、すべてPCがあれば済んでしまうのも特徴。

ITエンジニア
ITエンジニアもまたリモートワークをしやすい仕事…と考えられていますが、ITエンジニア全てをひとまとめにしてリモートワークしやすいかというとそうとは言い切れません。例えば、Webの開発やシステムの運用といった業務内容であればリモートワークがしやすい傾向にあると言えます。Webデザイナーやディレクター同様、納品物が電子的なものなので、リモートワークでも充分対応可能です。

リモートワークは海外では一般的

私がリモートワークに挑戦しようと思ったのは、あまりにも周りにリモートワークをしている人々が多かったことが一番の理由。私が住むシンガポールでは、平日のスタバやらカフェやら図書館はリモートワーカーだらけです。

雇用形態は様々。私のようにフリーランスとして仕事を請け負っている人もいれば、自分で会社を作ってオフィスは設けずにリモートワークをしている人も。正社員雇用で現地(シンガポール)の会社勤めをしながらリモートワークの友人もいます。その他にも、普段は会社のオフィスに出社するけれど、「子どもが熱を出した」「子どもの学校が夏休みに入った」などの理由から一定の期間リモートワーク勤務ができる企業もたくさんあります。

海外では個人の都合や生活スタイルに合わせて働き方を自由自在に変えられるのとても特徴的です(もちろん職種にもよりますが)。妊娠しても、出産しても、それぞれのライフスタイルにあった働き方を企業が受け入れていくれる体制があるので、働きやすいんだと思います。女性の社会進出が著しいというのも納得です。

リモートワークに資格取得は必要か

「リモートワークをしたいけれど資格がないから…」と考える方も多いかもしれませんが、資格取得が必要か否かというのは職種によりけり。

ライターの仕事に関して言うのであれば、必ずしも資格が必要な依頼内容ばかりではないと思います。私がライターを始めた当初は、資格なんて10年前に取得したTOEIC900点と車の運転免許だけ。翻訳記事の執筆の依頼も受けたので、それはそれで役に立ったなとは思っていますが、得にスキルや資格が必要な求人内容ばかりではありません。第一、TOEICを持っていなくたって英語ができれば翻訳もできます。経験に関しても、未経験可能な仕事もたくさんあります。

ただし、私が個人的に思うのはどんな資格にしても資格を持っているというステータスは決してマイナスにはならないとは思っています。ライターをしていて思うのは、資格を持っているライターと持っていないライターでは書ける記事の内容や報酬が変わってくるのは事実。

その他、エンジニアやWebデザイナーとしてリモートワーカーとして働きたいというのであれば、便利で丁寧なWebサイト等を利用し独学で地道にスキルを身に着けてという手もありますが、資格を持っているというステータスはやはり有利にはなるとは思います。クライアントからしたら、資格はその人が信頼できるかどうかの判断基準の一つになりますから。

リモートワークはストレスをミニマルにできる
フリーランスという立場ではありますが、私が感じるリモートワークの最大の魅力の一つは「場所や時間に縛られない働き方」ができるということ。

100%自由かというと場合によりますが、続けやすい=サステナブルな(持続可能な)働き方であると思います。私の場合は、子どもとの時間も、家事の時間も、自分の時間も、仕事の時間も、全て120%力を注げるバランスがとれています。

女性の場合、ライフステージによって働き方にも変化があって当然。私の場合は、やはり子ども第一優先。働く上でストレスはミニマルに抑えたいという希望があります。オフィスで働いていたら「子どもが熱を出したらどうしよう…」「仕事が中途半端だけど、お迎えの時間があるから残業が…」なんて心配事がつきまとってしまいます。

ストレスが全く0ではないということは確かでありながらも、自分そして家族の都合で働き方を変えることができることはやはりリモートワークの大きなメリットだと思います。


ライター/桑子麻衣子
シンガポール在住8年のライター/Webクリエイター/ヨガインストラクター(全米ヨガアライアンスRYT200保持)。3歳の娘Emmaと夫と3人暮らし。妊娠、出産、育児を経験しヨガを深めたいとインスタクターの資格を取得。Webメディアを中心に記事を執筆しながら、人にも地球にも優しいサステイナブル(持続可能)な暮らしの実践を目指すウェブメディア「House of Emma」を運営。ヨガの教えに基づいた「誰でもどこでもできる」をキーワードに、それぞれの暮らしに寄り添ったエコフレンドリーなファッション、ビューティー、ライフスタイル、ヘルスケア、旅行の提案をしている。



出典:これからは働き方もサステナブルに。私が海外でリモートワークを4年以上続けられている理由
https://yogajournal.jp

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