2020/02/10

ORGANIC DICTIONARY

オーガニック用語辞典 |フードロスについて考えよう

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皆さん、フードロスという言葉の本当の意味を知っていますか?そして日本ではどれだけのフードロスが出ているかを知っていますか?

近年、度々ニュースになっている「フードロス」。まず初めにはっきりさせたいのが、フードロスと食品廃棄の違いについてです。簡単に言うと、もともと食べられない部分を捨てることが食品廃棄で、まだ食べられるのに廃棄される食品をフードロスと言います。魚の骨や卵の殻などは、フードロスには含まないというわけです。

実は日本は、先進国の中でも突出した「フードロス大国」と言われています。その量はなんと、年間646万トン。毎日大型の10トントラック1770台分の食品が廃棄されていると言うのです。これは、国連世界食糧計画(WFP)による食糧援助量(約320万トン)の2倍にあたる数字です。
(※消費者庁より)
約70億人の世界人口のうち、約8億2千万人が飢餓に苦しんでいると言われている中、信じがたい数字です。

分かりづらいかもしれませんが、日本国民一人あたりに換算すると、毎日お茶碗1杯分のご飯を捨てているという目安が発表されているんです。フードロスが発生する原因には、食べ残しや売れ残り、鮮度の低下や腐敗、製造過程での残りなどが挙げられます。
また、食品を廃棄するためには、それだけの資源やエネルギーを使うことになります。もちろん、燃やす際には大量の二酸化炭素を排出し、埋める際には土壌や水質への悪影響が懸念されます。飢餓に苦しむ人々に対する問題はもちろん、自然環境の破壊や汚染にも繋がっているわけです。

皆さん、フードロスをなくすために、すぐにできることを考え、行動してみませんか?

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