せっかくなので、今回のチョコレートを一緒に開発した「YAECO」について紹介。
2014年に、みなとみらいのはずれにチョコレートショップをオープンさせ、そのお店に「カカオ豆からチョコレートを作る小さな工房」を併設したのだそう。その小さな工房で、世界中の契約農家から仕入れたカカオ豆から、焙煎、攪拌、型流しなど少量ずつ丁寧にチョコレートを作っているんです。カカオと向き合う日々の中で、美味しいチョコレートを作るためにカカオを突き詰めて研究していくと、さらなるカカオの魅力やポテンシャルが分かってきたと言います。
カカオは、美容と健康にもとてもポジディブな働きをする栄養素をたくさん持つ素材だということが分かったのです。例えば、カカオにはポリフェノールが豊富に含まれていて、赤ワインの7倍以上とも!そんなポリフェノールはくすみがちなお肌のケアや、乾燥によるシワやシミなどにしっかりとアプローチしてくれます。さらにカカオ豆に含まれるカカオバターは、人肌の温度で溶け出す保湿成分だったり、人の皮脂が持っているオレイン酸が豊富でお肌に相性が良いということが分かったそう。
そんなことから、カカオは「美味しいチョコレートの原料」というだけではなく、スキンケアとして表現したのが「YAECO」。
チョコレートメーカーから生まれたブランドとして「人が日々口にするもの」と長年向き合ってきたため、余計なものは入れないもの作りを通して、安心安全に気を使っています。もちろんスキンケアでも同じ考え方で、人に優しい素材だけを使うことをポリシーとして、植物由来成分100%のスキンケア製品を作っているんです。
そしてもう一つ、カカオのスキンケアブランドを始めた理由として、カカオの使用量を増やすことでカカオ農家を支援したいという想いがあるそうです。2007年から、製品に使うチョコレートは全てフェアトレード認証のものを使ってきたと言います。さらに2014年には、カカオ農家の子供たちが通えるようにと、ガーナに小中一貫校を作り、今でも約300名の子供たちが元気に通っているそう。ビープルはそんな活動にも信頼を寄せているんです。これからも農園の支援を続けていくそうで、まずは食とコスメの両方からのアプローチで、カカオの消費量を増やすことを目指し、また、スキンケアの事業で得た収益の一部を農園に還元するという、幸せ循環型のビジネスモデルを作りたいとのこと。
「この時期、チョコレートが注目され、世界中から華やかな商品が数多く集まります。とてもワクワクする季節だと思います。
そんな中、今年は美味しいだけでなく、健康に良い、美容に良い…や、フェアトレードのチョコレートやオーガニックチョコレートなど、美味しいだけではなく、人や地球に優しいプラスαのリョコレート選びをしてみるのもスマートですよね。」そうYAECOの代表・勇さんは話します。是非皆さんもそんな気持ちでお気に入りのチョコレートを見つけてみて!