2019/12/27

ORGANIC DICTIONARY

オーガニック用語辞典 |今こそ、ビーガンを知ろう

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“ビーガン”という言葉に対し様々な印象を持つ方がいますが、そもそもその意味をちゃんと理解していますか?〝ベジタリアン”とは何が違うか知っていますか?それ、ビープルが解説します。

vol.2 ビーガン

ベジタリアンとは菜食主義者を、そしてビーガンとは完全菜食主義者を指します。広くベジタリアンの中のビーガンという存在が見えてきます。では、今回はベジタリアンから見たビーガンの観点でビーガンを紐解いていきましょう。

まず、みなさんはベジタリアンの本来の意味を知っていますか?
ー野菜が好きな人?野菜をたくさん食べる人?野菜しか食べない人?

菜食主義者を指すベジタリアンという言葉の語源は、実は“vegetable(=野菜)”ではありません。元々はラテン語の“vegetus(健康的な、活気に溢れた)”からきていると言われています。つまり“健康で活気と生命力に溢れている人”という意味なんです。

昨今、農薬や添加物に頼った食べ物の増加による影響から、そもそも私たちの身体に備わっているはずのあらゆる“力”が弱まってきてしまっています。そんな時に本来の生命力を呼び覚ます術として考えるられているのが“菜食”。つまりベジタリアン=菜食主義者という方程式が見えてきますね。

ベジタリアンのライフスタイルはひとつではありません。
例えば、“セミ ベジタリアン(基本的に穀物や野菜を摂り、肉を食べる割合が少ない人)”や、“ペスクタリアン(基本的に穀物や野菜、肉は食べないけれど、魚介類は食べる人)、“ラクト ベジタリアン(肉、魚介類、卵は食べないが乳製品は食べる人)、“フルータリアン(基本的にフルーツやナッツを中心とした食生活を送る人)”など…。
このように菜食には様々なライフスタイルがあり、それぞれに名前が付いています。そしてビーガンもそのひとつ。
ビーガンとは、“完全”菜食主義者。つまりあらゆる動物性の食品を避け(肉、魚、卵、乳製品は一切口にしない)、さらにレザーやファーなど動物性の素材さえも身につけないというライフスタイルを送ってる人のことを言います。

世界中で今、このビーガンが急速に増え続けています。そこには、好き嫌いやアレルギーなどの理由に加え、環境問題をはじめ、世界で抱えている問題を理由に貫いている人たちがいます。日本でも2020年の東京五輪を前に一気に注目度が上がり、ビーガン料理を出す飲食店も多くなりました。

ビープルの皆さん、このことをまずは理解しましょう。健康的で活気ある、そして生命力ある人になるべく、ひとつの術として持っておきましょう。私たちが生きるための選択肢は、無数にあります。

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