安田美沙子さんとサッカー日本代表の長友選手専属シェフ、加藤超也さんのスペシャル対談が実現!お二人の「食へのこだわり」をテーマにお話しして頂きました。
誰もが憧れる安田さんのヘルシーな雰囲気。ふんわりとした優しいオーラとナチュラルな言葉の選び方がとても印象的。その反面、マラソンに対しての取組み方が、長友選手専属の加藤さんが認めるほどストイック。そんなバランスの取れたモチベーションは毎日の食事のこだわりも大きく関わっているかも。
― なぜ食について意識するようになったのですか?
加藤さん:食事と運動を両立してヘルシーな毎日を送っている印象が強いですよね。そんな安田さんが食にこだわり始めたきっかけを教えて下さい!
安田さん:私、マラソンを2008年からやっていて。当初周りのトレーナーさんから食事にまつわる情報をたくさんもらったんです。疲れたら梅干しとかオレンジジュース、貧血になったらお肉を食べなさいとか。今では当たり前に考えられるようになったけど当時の私にはとても新鮮で。
加藤さん:なるほど!気づくきっかけがマラソンだったんですね!
安田さん:それからさらにマラソンに熱中して、本格的にタイムにこだわるようにまで(笑)。その時から食に意識を向けるようになった気がします。フルマラソン(大会)のときをベストにしなきゃだから。今ではしっかり逆算しながら調整しますよ(笑)。もともと、飽き性なんだけどなー。
加藤さん:え、そうなんですか(笑)?
安田さん:そうなんです!もともと飽き性だけどマラソンだけはちがって自分でも驚き。自分の体調と心に向き合う良い時間だと気づいたからかな?マラソンを初めて9年ぐらいになるんですよね〜。早いなあ。
加藤さん:やあ本当にアスリートと話をしているみたい(笑)。
安田さん:本当にそうですよね(笑)。それから食育インストラクターを取得しそして結婚し、さらに食について意識していこうと。本当にじわじわと関心度があがって、知識をふやしていった感じですね。ちなみに加藤さんが食にこだわりをもったきっかけは?
加藤さん:えーっと。最初から食への意識は高い方ではあったのですが、長友の専属になるまでに食にこだわるようになったのは、あるアスリートから料理の質問を受けたことがきっかけで。
安田さん:へー!
加藤さん:「この料理はどうカラダに良いのか」って答えをもとめられたんです。その時に「あ、僕ができることって漠然に美味しい料理を出すだけではないんだな」と考えさせられて。それから「食べる」という意味の視点が変わりました。喜びとか幸せとかの視点だけではなくて、どうパフォーマンスや結果につながるのかってことの理論的な話をしていきたくなったのがすごく大きなきっかけですね。
安田さん:わープロですね。そのきっかけから現在は長友さんの専属シェフ。すごいなあ。
加藤さん:いえいえ長友に感謝しかないです。今ではこの職を通して、自分の想いものせて食について発信していきたいと思ってます!
ー安田さんはスーパーフードを取りますか?
安田さん:取りますよ!キヌアを良く使っています。ご飯を炊く時に大さじ1杯混ぜてみたり。あとはチアシードとか最近はヘンプシードも!
加藤さん:すごい。やっぱり大さじ入れるとか意識がないとできないから素敵と思います。
安田さん:そうそうこの前お稲荷さん作ったとき、ゴマの代わりにヘンプシード入れてみたらすごく美味しかった!なんとなくナッツのような食感もあるけど味はないから使用しやすくて。
加藤さん:僕も長友に出す料理にスーパーフードを良く取り入れていて今、関心度が高いんです!
安田さん:今「マカ」とか「レッドマカ」の使い方が知りたいんです!いつもヨーグルトに混ぜてばかりで…なので加藤さん!是非マカレシピ作って下さい(笑)!
加藤さん:あ。はい!マカ、頑張ります(笑)。
ースーパーフード以外でもこだわって食べているのあれば教えてください。
安田さん:少し調理が難しくても、その時の旬なものをどう調理しようかと考えます。あとは醗酵食品かな。自家製お味噌を作っているので。塩麹とか醤油麦糀とか、調味料作るのが好きですね。塩分もおさえられるし。加藤さんは?
加藤さん:僕はヨーグルトをつくりますよ。とても簡単だしおすすめです!
安田さん:次回機会があれば、ぜひ醗酵食品について語りたい!
安田 美沙子(Instagram:
yasuda_misako)
1982年生まれ。京都府出身。タレント、女優としてテレビやCMで活躍中。2014年に結婚をし、それを契機に「食育インストラクター」の資格を取得。スーパーフードや発酵食品などを食卓に取り入れ、ヘルシーなライフスタイルを送る。料理やファッション、愛犬などの写真などを載せたオフィシャルブログMICHAEL〈ミチャエル〉も人気。
加藤 超也(Instagram:
cuore_kato)
神奈川県内でイタリア料理を中心に修行。
2010年~2016年:神奈川県横浜市のイタリア料理店「cucinapinocchio」のシェフに就任。「素材の持つパワー、魅力を最大限活かした料理」をテーマに活動。2016年7月~現在:株式会社Cuore入社長友佑都専属シェフに就任「イタリアミラノと日本を行き来しながら、長友佑都のサポートに従事。」
株式会社Cuoreイタリア語で心を意味するCuore。運動・食事・精神+ITを事業内容として2016年4月にヘルスケア市場に参入。同社のCEOでもある長友佑都の考えを基に、運動事業では欧州の商品や東急スポーツオアシス、MTGとの共同開発した商品を展開。また食事面ではプライベートブランドを立ち上げ、良質なオイルやオーガニック食品などを展開していく。一人でも多くの人の原動力に。というメッセージを掲げ、健康をコンセプトに活動を続けていく。
*BIOPLE JOURNAL 2017 summer 掲載記事