2021/07/30

ORGANIC DICTIONARY

肌トラブルをサポート!癒しのハーブ「カワカワ」の正体とは?

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ハート型の葉っぱが特徴のハーブ、「カワカワ」。ニュージーランドでは古くから万能薬として愛用されています。一体どんな効果・効能があるのでしょうか。

カワカワとは、主にニュージーランド、オセアニア〜ポリネシアで生息しているハーブ。
ニュージーランドでは家の庭や森など、そこらじゅうで自生している身近な植物です。
ハートの形をした可愛らしい葉っぱで、ニュージーランドの先住民・マオリ族が古くから薬草として用いており、カワカワの葉を煮て傷口に絆創膏のように貼ったり、生葉を噛んで歯の痛みを和らげたり、葉っぱを煮出してお茶のように飲んでいたりと、万能薬としてカワカワの葉を生活の中に取り入れてきました。


どんな効能があるの?
カワカワには、以下のような効能があると言われています。

・消化不良の改善
・血行促進による心臓病予防
・滋養強壮により疲労回復
・湿疹や関節の痛みを和らげる
など。

このように、カワカワには多彩な効果があるといわれています。
また、炎症を抑える働きや身体の痛み、精神的なストレスも緩和するともいわれており、体内外のさまざまな用途で活躍します。


カワカワハーブは、肌トラブルのサポートにも
カワカワは、炎症を鎮めて肌を守り健やかに保つ作用があるため乾燥した唇、肌のかゆみ、虫刺されなどの肌トラブルにも良いとされています。
それゆえ、カワカワを使用したバームなどのスキンケアアイテムも登場しています。

太古から愛用されてきた、ニュージーランドの大自然が生み出した万能なカワカワ。
自然成分ながら身体中のさまざまな悩みに応えてくれると、今注目されているハーブの一つです。
ビープルでは肌荒れにオススメのトナーや、家族で使える万能バームが人気。
カワカワが気になる人はAOTEAを是非チェックしてみて!



〈参考文献〉
ネイチャーニュージーランド

Text by Sonomi Takeo