2021/06/02

LIFESTYLE

部屋干しのイヤなニオイを解消!ビープル的、梅雨時期の洗濯法

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毎年ジメジメとした梅雨時期に悩ませるのが、洗濯物の生乾き問題。嫌なニオイを撃退するべく、ビープル的お洗濯法をお届けします。


なぜ部屋干しすると嫌なニオイがする?
室内で洗濯物を干した時に発生する「部屋干し臭」。
このニオイの元になっているのは、中鎖アビデヒド、中鎖アルコール、ケトン、窒素化合物、硫黄化合物、脂肪酸などの物質。これらの物質は、洗濯で落ちなかった皮脂などの汚れが変質したり、その汚れをエサに雑菌が繁殖し、生成されるんだそう。
部屋干しは外干しに比べて洗濯物に水分が長く残ってしまうため、雑菌が繁殖しやすい状況になります。さらに日光による殺菌効果が期待できないことも要因です。


生乾きの嫌なニオイを防ぐ! 
ビープル的梅雨時の部屋干し対策7選

梅雨時期でも洗濯物を溜め込みたくないですよね。 ビープルがおすすめする、部屋干し対策をいくつかご紹介します。

1. 洗濯物は詰め込みすぎない
生乾き臭の主な原因は、落としきれなかった皮脂汚れや、繊維に繁殖したカビ・雑菌。洗濯機にたくさんの洗濯物を一気に入れてしまうと汚れ落ちが悪くなるため、洗濯槽の7〜8割に抑えることが大切です。
2.抗菌タイプの洗剤や柔軟剤、スプレーを活用
雑菌を抑える効果があるといわれる、抗菌タイプの洗剤や柔軟剤、スプレーなど、部屋干し向きの商品が多数出ています。これを使用するだけで生乾き臭がぐっと抑えられることも。パッケージにある表示に注目してみましょう。 最近では嫌なニオイも抑えてくれて、環境にもやさしい洗濯洗剤も多く販売されています。お気に入りを見つけてみましょう。
3.洗濯物はすぐ干す
洗濯が終わっているのに、ほかの家事でついつい忙しくしているとそのまましばらく放置…。そんな時、ありませんか?この間に洗濯物に付いた雑菌が増殖してしまい、ニオイが発生しやすくなってしまいます! 洗い終わったらなるべくすぐに乾かすことが大切です。
4.重なり合わないように干す
洗濯物が密着していると乾きづらくなってしまいます。なるべく間隔を空けて干すことで、空気の通りが良くなり洗濯物が乾きやすくなります。
5.エアコンや扇風機を強い味方に
エアコンの除湿機能や除湿器を利用して湿度を下げると、洗濯物が速く乾きやすくなります。また、雨で窓を閉めていると部屋に空気がこもりがち。扇風機やサーキュレーターなどで洗濯物に直接風を当てるのもおすすめです。
6.自然の力を使って除湿
炭やヒノキ、エコストーンなど、自然素材で繰り返し使えて、調湿してくれる効果のあるアイテムも多数売られています。吊るしたり、掛けるタイプのものもあるので、洗濯物の近くで使えば除湿効果をプラスしてくれます。
7.干し方を工夫する
特に乾きにくいのが厚手の衣類。厚手のパンツやデニムは裏返してポケットを外側に出したり、ピンチハンガーを使って筒状に干すなど、空気の通りをよくすることで乾きやすくなります。

いかがだったでしょうか?
ちょっとした工夫で、部屋干しでも気になるニオイは解消できます。
憂鬱になりがちな梅雨時期、少しでも快適に過ごすために、ぜひ参考にしてみてください。

Text by Sonomi Takeo